エデュケーション

用語集

プロフェッショナル ヘアシザーに関する日本語・英語の用語リファレンス。

エデュケーション · 用語集

ヘアシザー業界で使われる用語を、日本語と英語の両方でまとめました。用語の意味を知ることは、道具を正しく理解し、信頼できる販売店や研ぎ師と正確にコミュニケーションをとるための第一歩です。

ブレード関連

日本語English意味
コンベックス刃 / 蛤刃はまぐりばConvex edge / Hamaguri-ba現代のプロ用シザーの標準。外側が緩やかに丸みを帯びた刃
セミコンベックス刃Semi-convex edgeコンベックスとベベルの中間。耐久性を重視した設計
ベベル刃Bevel edge片側が平らで、もう片側に角度を付けた伝統的な刃
剣刃Sword blade刃の外側が日本刀のように緩やかに湾曲した設計
刃先 / エッジEdge実際に髪を切る刃先。形状によって切れ方が変わります
刃の腹Bellyエッジから背にかけての面
刃の背Spine / Back強度を保つ部分
エッジ角度Edge angle刃先の形状を示す角度。仕様と測定方法はモデルやメーカーによって異なります

ハンドル関連

日本語English意味
オフセットハンドルOffset handle親指リングが薬指リングより前方に配置された形状
クレーンハンドルCrane handleオフセットをさらに強調した設計
レベルハンドル / ストレートハンドルLevel / Straight handleリングが水平に並んだ伝統的な対称型
スイベル サムSwivel thumb親指リングが回転する設計
親指リングThumb ring親指を入れるリング
薬指リングRing finger ring薬指を入れるリング
タングTangブレードとハンドルを繋ぐ部分
フィンガーレストFinger rest / Tang hook薬指リングから伸びる小指用の突起

セニング関連

日本語English意味
セニングシザー / 梳きばさみThinning scissors / Sukibasami毛量を減らすための専用シザー
チャンカーChunkerより明確な質感づくりや毛量調整に使うセニングシザー。歯の形状はモデルによって異なります
テクスチャライザーTexturizer質感づくりや毛量のなじませに使うシザー。歯数とカット率はモデルによって異なります
目(歯数)Tooth countセニングシザーの歯の本数
セニングレートThinning ratio一度のカットで減らす毛量の割合(%)
ストッパー歯Stopper tooth毛束を逃がしすぎないための突起

鋼材・冶金関連

日本語English意味
ロックウェル硬度 / HRCRockwell hardness / HRCロックウェルCスケールで硬度を示す指標。完成品の値は鋼材と熱処理によって異なります
VG-10 / V金10号VG-10武生特殊鋼材が製造するステンレス刃物鋼
ATS-314ATS-314山村製作所が成分を指定し、プロテリアルが同社向けに製造するステンレス コバルト合金のシザー用鋼材
SUS440CSUS440C刃物など耐摩耗性が求められる用途に使われる高炭素ステンレス鋼
コバルト合金Cobalt alloyコバルトを含む鋼材の広い市場用語。組成と性能は鋼種によって異なります
焼入れHardening / Heat treatment鋼材を加熱・急冷して硬度を得る工程
焼戻しTempering焼入れ後に再加熱し、靭性を調整する工程
耐腐食性Corrosion resistance錆や変色に対する抵抗性

メンテナンス関連

日本語English意味
テンション / 締め具合Tension刃と刃の合わせ具合。ネジで調整
ピボットPivot両ブレードを繋ぐネジ部分
シザーオイルScissor oilピボット注油用の専用オイル
研ぎ直しSharpening刃先を再び鋭くする作業
研ぎ師Sharpener / Sharpening specialistシザーの研ぎを専門とする職人

カット技術関連

日本語English意味
ブラントカットBlunt cut刃を閉じて直線的に切る基本技法
スライドカットSlide cut刃を毛束の上に滑らせて切る技法
ポイントカットPoint cut刃先で毛先を細かく切る技法
ドライカットDry cut乾いた髪を切る技法
ウェットカットWet cut濡れた髪を切る技法
シザーオーバーフィンガーScissor over finger指にのせた毛束を切る基本技法