エデュケーション

用語集

プロフェッショナル ヘアシザーに関する日本語・英語の用語リファレンス。

エデュケーション · 用語集

ヘアシザー業界で使われる用語を、日本語と英語の両方でまとめました。用語の意味を知ることは、道具を正しく理解し、信頼できる販売店や研ぎ師と正確にコミュニケーションをとるための第一歩です。

ブレード関連

日本語English意味
コンベックス刃 / 蛤刃はまぐりばConvex edge / Hamaguri-ba現代のプロ用シザーの標準。外側が緩やかに丸みを帯びた刃
セミコンベックス刃Semi-convex edgeコンベックスとベベルの中間。耐久性を重視した設計
ベベル刃Bevel edge片側が平らで、もう片側に角度を付けた伝統的な刃
剣刃Sword blade刃の外側が日本刀のように緩やかに湾曲した設計
刃先 / エッジEdge実際に髪を切る部分。ここの角度が切れ味を決める
刃の腹Bellyエッジから背にかけての面
刃の背Spine / Back強度を保つ部分
エッジ角度Edge angle刃先の鋭さを示す角度。通常40–55度

ハンドル関連

日本語English意味
オフセットハンドルOffset handle親指リングが薬指リングより前方に配置された形状
クレーンハンドルCrane handleオフセットをさらに強調した設計
レベルハンドル / ストレートハンドルLevel / Straight handleリングが水平に並んだ伝統的な対称型
スイベル サムSwivel thumb親指リングが回転する設計
親指リングThumb ring親指を入れるリング
薬指リングRing finger ring薬指を入れるリング
タングTangブレードとハンドルを繋ぐ部分
フィンガーレストFinger rest / Tang hook薬指リングから伸びる小指用の突起

セニング関連

日本語English意味
セニングシザー / 梳きばさみThinning scissors / Sukibasami毛量を減らすための専用シザー
チャンカーChunker歯数が少なく、一度に大量の毛量を減らすシザー
テクスチャライザーTexturizer40目以上の繊細なセニングシザー
目(歯数)Tooth countセニングシザーの歯の本数
セニングレートThinning ratio一度のカットで減らす毛量の割合(%)
ストッパー歯Stopper tooth毛束を逃がしすぎないための突起

鋼材・冶金関連

日本語English意味
ロックウェル硬度 / HRCRockwell hardness / HRC金属の硬度を示す指標。プロ用シザーは58–62が一般的
VG-10 / V金10号VG-10武生特殊鋼材が開発した高級ステンレス鋼
ATS-314ATS-314愛知製鋼の粉末冶金ステンレス鋼
SUS440CSUS440CJIS規格の高炭素ステンレス鋼
コバルト合金Cobalt alloyコバルトを主要合金元素として含む鋼材
焼入れHardening / Heat treatment鋼材を加熱・急冷して硬度を得る工程
焼戻しTempering焼入れ後に再加熱し、靭性を調整する工程
耐腐食性Corrosion resistance錆や変色に対する抵抗性

メンテナンス関連

日本語English意味
テンション / 締め具合Tension刃と刃の合わせ具合。ネジで調整
ピボットPivot両ブレードを繋ぐネジ部分
シザーオイルScissor oilピボット注油用の専用オイル
研ぎ直しSharpening刃先を再び鋭くする作業
研ぎ師Sharpener / Sharpening specialistシザーの研ぎを専門とする職人

カット技術関連

日本語English意味
ブラントカットBlunt cut刃を閉じて直線的に切る基本技法
スライドカットSlide cut刃を毛束の上に滑らせて切る技法
ポイントカットPoint cut刃先で毛先を細かく切る技法
ドライカットDry cut乾いた髪を切る技法
ウェットカットWet cut濡れた髪を切る技法
シザーオーバーフィンガーScissor over finger指にのせた毛束を切る基本技法